心に栄養補給を_心の栄養士通信022
- sr-skimata
- 2009年7月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年7月28日
今日は、日本語の難しさについてお話しますね。
皆さん、 「いたわり」とか「いたわる」という言葉をご存知とは思います
では、漢字で書けますか?
「慰たわる」とか「癒たわる」を思い浮かべた方はいませんか?
正しくは・・・「労(いた)わる」です。
私も、書けませんでした(ToT)/~~~
では、「いたわる」とはどんな意味なのでしょうか?
「いたわる」という行為⇒「労を厭わず思いやる行為」を意味してます。
「労を厭わず」ということは、報酬や対価を予定しない奉仕の行動です。
⇒善意の行動なのです。他人に対して良かれと思う無償の気持ち(意識)の顕れなのです。勿論、「慰(なぐさ)める」という行為や「癒(いや)してあげる」という行為も伴っていることは間違いありません。
そう考えますと私利私欲だけのために仕事をしている人には「いたわる」という言葉は使えないですよね(#^.^#)
心から助け合い・・・対価を求めず・・・素直に感謝しあえる関係があるところにしか真の「いたわり」は存在しませんね。
企業倫理にも影響するかもしれません。素直な心で、相手を思いやる・・・それが「いたわり」なんです。
今の日本は、「いたわり」の文化が無くなっていると感じます。
言われなければ、見つからなければラッキーと思っている人が増えてますね。
欧米人に誇れる「いたわり」の心を無くさないようにしましょうね!

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