心に栄養補給を_心の栄養士通信024

私の会社でも「うつ病」患者が多くなり、傷病手当金の請求が多くなってきています。

会社側は、働きたい意思があっても働けない人をいつまでも雇用できません。

健康保険からの給付が終ったら・・・解雇されたら・・・生活どうするのだろうといつも思っています。

【今日の一冊】

今日は、私の読んだ（読みかけ中）の本を紹介しますね。

「心を軽くする言葉」　　小林正観　著

氏は、中央大学法学部のご出身で心理学・教育学・社会学の博士でもあります。

年に数百回も講演されているのでご存知の方も多いと思います。

そんな氏の著書の中から、気になった言葉を数点紹介します。

「うつを感じなくなる方法」

1）「迷い」とは・・・

「悩みの本質」は「迷い」

選択できない50％50％の「迷い」であれば、どちらをとってもいい。

2）病気にならない生き方とは・・・

「人格が病気をつくっている」らしい

それまでの生活でがん細胞を増やしてきた人は、自分がいままで否定してきた人格、対極に位置するを他人や社会に迷惑をかけない範囲で演じてみることで、増殖がストップするかもしれない。

3）落ち込む理由とは・・・

自分が「たいしたものだ」と思っているのに、さほどの評価を得られないと、人は落ち込む。

自分が「たいしたものじゃない」「ろくなものじゃない」「ちゃんとしたものじゃない」と思えたら、楽に生きることができる。

すべては、神様・仏様・お天と様・・・友人・家族・ご自分の体の「おかげさま」によるものに気づけば楽に生きていけますよ。

あなたは・・・周りのおかげで生かされているのです。

心に栄養補給を_心の栄養士通信023

皆さん、人間の行き着く先は・・・どこなのでしょうか？

自然の摂理としては・・・男女の営みの結果として人間が誕生します

そして、様々な生を経験し・・・肉体は滅び土に還ります。

以上は、金持ちでも貧乏でも変わりありませんよね！

結局、自然科学的には、「死」がゴールですよね。

では、人間が「生きる目的」とはなんでしょうね？人それぞれですよね。

でも、人間が、幸せ・不幸わせを感じるのは「生きる目的」の結果・・・この「生の経験」の違いによるものです。

お金と愛情だけに限定して表にしてみますと以下のとおりです。                  

　　　　　　　((愛情たっぷり))   ((憎悪たっぷり))　

----------------------------------------------------

お金持ち         　　　　◎　　　　    　　△　　　

----------------------------------------------------

貧 　     乏 　　               △            　　　 　×　　　

大部分の方が、◎を望むかと思います。

しかし、お金持ちになるのは、現実には難しいですよね。

中庸（お金持ちと貧乏の間）を維持するのも厳しい世の中です。

ふと考えてみてください。なぜ、お金があるのか？

物を買うときに払うお金の意味を・・・「この硬貨・紙幣は、日本全国同じ価値で通用するものです。私が信用できなくても、この硬貨・紙幣を信用してその商品を売ってください。」

そうなんです。お金は、人間の信用補完でしかないのですよ！

ということは・・・極論ですが、信用さえあればお金なんていらないのです。

信用が無いから。。。自信が無いから。。。人はお金に信用を求めます。。。お金を持つことで自信をつけるようになります。。。

勿論、お金も信用も持ち合わせている方もみえると思いますよ。お金は、人間の信用を測る尺度にまでなったのです。我々は、人間が作ったお金という尺度に支配されてしまっているのですよ！

お金に支配させず、人間本来が持つ愛情で支配できる世の中にしていきたいですね(#^.^#)

ゲシュタルト・セラピー

うつ病祈願・お元気阿弥陀如

心に栄養補給を_心の栄養士通信022

今日は、日本語の難しさについてお話しますね。

皆さん、 ｢いたわり｣とか｢いたわる｣という言葉をご存知とは思います

では、漢字で書けますか？

｢慰たわる｣とか｢癒たわる｣を思い浮かべた方はいませんか？

正しくは・・・｢労（いた）わる｣です。

私も、書けませんでした(ToT)/~~~

では、｢いたわる｣とはどんな意味なのでしょうか？

｢いたわる｣という行為⇒｢労を厭わず思いやる行為｣を意味してます。

｢労を厭わず｣ということは、報酬や対価を予定しない奉仕の行動です。

⇒善意の行動なのです。他人に対して良かれと思う無償の気持ち（意識）の顕れなのです。勿論、｢慰（なぐさ）める｣という行為や｢癒（いや）してあげる｣という行為も伴っていることは間違いありません。

そう考えますと私利私欲だけのために仕事をしている人には「いたわる」という言葉は使えないですよね(#^.^#)

心から助け合い・・・対価を求めず・・・素直に感謝しあえる関係があるところにしか真の「いたわり」は存在しませんね。

企業倫理にも影響するかもしれません。素直な心で、相手を思いやる・・・それが「いたわり」なんです。

今の日本は、「いたわり」の文化が無くなっていると感じます。

言われなければ、見つからなければラッキーと思っている人が増えてますね。

欧米人に誇れる「いたわり」の心を無くさないようにしましょうね！