- sr-skimata
- 2009年3月11日
皆さま心配されている年金財政ですが・・・
昨今の雇用不安を考えると、へたな生命保険よりも安全です。
保険会社と異なり・・・国が行なってますので、なにかあっても救済があります。
==まずは、国民年金の概略から==
国民年金(老齢基礎年金)の額は、加入期間によって決まります。
国民年金の満額は792,100円(平成20年度)となっています。
原則20歳から60歳までの40年間(480月)に加入期間(保険料納付済期間と免除期間)がどれだけあるのかということで年金額が決まります。
したがいまして、納めてない期間がある場合は年金が減らされます。
===なんとか、増やすには===
1)追納という方法があります
追納とは、過去の「保険料免除」期間について、保険料を納めることで「保険料納付済期間」にすることです。
この追納とは、保険料を免除されている期間について可能ですが、滞納期間については、「追納」はできませんので<(_ _)>
いつの部分までできるか>>>
免除期間部分⇒過去10年前まで
※正確には、社会保険庁長官の承認の日の属する月前10年以内
滞納期間部分⇒過去2年前まで
その時の保険料は>>>
保険料は、その時期の保険料となります。
2)任意加入という方法があります
保険料の納付済期間が40年間に満たない場合は、60歳から65歳になるまでの間に国民年金に任意加入して、満額の年金に近づけることが可能です。
但し、この場合の保険料は、納付時点の保険料です。
右肩上がりの保険料の真っ只中ですので、あまりお得とは思えませんね!
※平成20年度14410円の保険料は、平成29年度までに16900円になる予定です。
